本を読んでて良かった②

■重松 清「いとしのヒナゴン」
ある地方都市の むちゃくちゃなトップの地方再生物語。

■同じく 「とんび」
むちゃくちゃな親父と聡明な息子の父子物語。
重松 清という作家は、ダメな人間を描かせたら天下一品。
ダメなんだけど、ふっとい柱がある人間 周りの人達が助けてくれる。
大爆笑したり、慟哭して涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら読んだ。

■葉室 麟「蜩ノ記」
時代小説 武士の生き様を描いている。唸りながら、自分なら?と問いかけながら読んだ。
この小説は後で映画化されて、岩手県 遠野でほとんどが撮影された。
家族旅行で東北地方を車で廻った際にどうしても行きたくて、ロケに使用された屋敷
「千葉家」を見学したりした。
日本人に生まれて良かった。

■浅田 次郎「天国までの百マイル」
母親の病気を治したくて、ダメ息子が頑張る物語

■同じく 「プリズンホテル」
温泉旅館を経営する元ヤクザと、そこに来る人達の物語
重松 清と同じくダメな人間を描かせたら天下一品。世間で言う、悪い人達も 物凄く
魅力的に描く。読むほどに優しくなれたような気がする。
最後は水戸黄門 暴れん坊将軍を見た後と同じでスッキリする。
みんな幸せ。

■司馬 遼太郎 「峠」
越後長岡藩家老 河合継之助の生涯を描いた長編小説。
河合継之助は戊辰戦争で新政府軍と戦って負けた越後長岡藩のNo2。
「米百俵」で有名な小林寅之助とは親戚。第二次世界大戦時 連合艦隊司令長官だった
山本五十六とも関係がある。何でこんなに詳しいかっていうと 自分も越後(新潟)人。
作中「人は立場で生きる」と継之助が言うところがある。本人がほんとに言ったかどうかはわからない。司馬遼太郎が思ったのかもしれない。でも言うだろうなと思う。
どんな思いで、闘う事を選択したのか。どんな長岡の未来を見ていたのか。胸が苦しくなった。

 

 

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