本を読んでてよかった①

この歳になって本を読む習慣があり、ほんとよかったと思う。

最初の頃はTSUTAYAへ行って、題名だけで選んで読んだ。
(あの頃はAmazon、Netは無かった)
読み方が無茶苦茶だから、題名や作家名は殆ど覚えていないが、確実に
血 肉 骨になっている気がする。

元々、本を読む習慣は全く無く、教科書も見ない子供だった。
当然勉強も出来ず、完全な落ちこぼれ。
地方の、偏差値 下から2番目の高校をやっと卒業して 働きたくないだけで
親を説得して誰でも入れる専門学校に入るために上京した。

何の目標も無く、遊ぶ事は立派。当然 仕送りだけでは全然足りず アルバイトするも
続かない。
金がない。
何を思ったか、テレビを質屋に流した。
¥2000だった

それからが大変。
テレビがない生活したことが無い。
困った。
どうしょうもなくてアパート隣室の人から(挨拶したこと無い)単行本を借りて初めて小説を読んだ。

今日は忘れられない本の話。(感想は主観)

■片岡 義男 「スローなブギにしてくれ」
何の感情も湧かなかったが 本を読む事に慣れたように思う

■村上 春樹 デビュー作 「風の歌を聴け」
新刊で買った友達から借りて読んだ。村上春樹にはまった。お洒落だった。
ここから、5年くらいは 【ハルキスト】
人って、こんな お洒落に表現できるんだ!

■椎名 誠 「岳物語」
息子が生まれた時に読んだ。
父親の覚悟なんかまったく芽生えてない時だったから 『そうか! そうか!』って読んだ。
かっこいい親父になろうと思わせてくれた。(現実は甘くなかった 笑)

■灰谷 健次郎 「兎の眼」
なぜ この本を手に取ったのか 今でも解らない。子供と教師と大人の話だった。
読んだ後、 家に帰って息子、娘と一所懸命 遊んだ。

■洪自誠 「菜根譚」
中国古典。
仕事、人間関係 いろんな事がうまくいってない時に出会った。目からウロコ!最大の処世術ガイドブックだと思えた。
立ち向かわなくていい きつかったら逃げていいって思えた。
周りから頼りにされたり、尊敬されたりしなくてもいい。バカにされてもいい。
でも、バカは嫌われない。
故 今東光和尚が何かの本で書いていた
気になる女性がいて、付き合いたいと思ったら、その女性からどう思われたい?
愛されたい 惚れられたい もてたい 好かれたい これはダメ。
嫌われない これが大事って。
この本のおかげで随分 楽に、楽しくしてこれた。
自分は幸せに思えて、人に優しくなれたように思う。

 

 

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