【第78問の解答】
② UPSの容量には限界があるので、電源異常を検出した後、数分以内にシャットダウンを実施する対策が必要である。
【第78問の解説】
UPS(Uninterruptible Power Supply)は、落雷などによる突発的な停電発生したときに自家発電装置が電源を供給し始めるまでの間、サーバに電源を供給する役目をもつ機器です。
機器内部に電気を蓄えていて、電源の瞬断時にシステムを安全に終了する時間を与えてくれたり、自家発電装置による電源供給までの間つなぎの役目を果たしてくれます。対応できる停電時間は、数分-30分程度のものが多いようです。
◆ UPSに最優先で接続すべき装置は、各PCが共有しているネットワークプリンタである。
最優先にすべきはプリンタではなく、電源供給が失われるとデータが失われる可能性がある企業の主幹システムです。
◆ UPSの容量には限界があるので、電源異常を検出した後、数分以内にシャットダウンを実施する対策が必要である。
正しい。
◆ UPSは発電機能をもっているので、コンピュータだけでなく、照明やテレビなども接続すると効果的である。
発電機能は持っていません。
◆ UPSは半永久的に使用できる特殊な蓄電池を用いているので、導入後の保守費用は不要である。
UPSは高い信頼性が求められるため、長期にわたって使用できるものでも定期保守が必要です。
以上です。
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