【第64問の解答】
② 果物の写真をコンピュータに大量に入力することで、コンピュータ自身が果物の特徴を自動的に抽出することができるようになった。
【第64問の解説】
◆ 虹彩認証では、事前に登録した本人の虹彩パターンと入力された虹彩のパターンを、あらかじめ定義されたアルゴリズム(ドーグマンアルゴリズムなど)によって照合します。アルゴリズムによる判定でも十分な精度が出るため、通常、機械学習は利用されていません。
※虹彩とは、眼球の黒目部分、瞳孔の外側にある円状の部分のことで、その部分のしわのパターンが個人ごとに異なっているのを生体認証に利用します。
◆ 画像認識の機械学習が利用されている事例です。
大量の学習画像をシステムに与えることで、システムが特徴点を自律的に学習し、完全に同じものでなくても同じものであると認識できるようになります。
他にも、動物の画像を大量に学習させることで、その動物であるかないかを判別できるようになったり、商品のパンの画像を学習させることで、パン屋さんで自動レジが可能になったりするなどの活用例があります。
◆指紋認証では、事前に登録した本人の指紋画像と入力された指紋画像を、パターンマッチングやマニューシャ(特徴点)方式によって照合します。アルゴリズムによる判定でも十分な精度が出るため、通常、機械学習は利用されていません。
◆ チャットボットに関する記述です。チャットボットには、自然言語処理の機械学習が使用されています。
以上です。
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