【第63問の解答】
④ WBSで定義した作業の内容と意味を明確にする。
【第63問の解説】
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。WBSは成果物や作業名だけが列挙された図なので、個々の作業の内容までは表現できません。このため、WBSの構成要素に関する作業内容等を記述し、WBSを補完する文書が必要となります。この文書は一般的に「WBS辞書」と呼ばれます。
WBS辞書には、各構成要素ごとに以下の内容が記述されます。
・識別コード
・成果物の詳細や作業内容
・前提条件と制約条件
・担当組織
・受入基準 など
設問の補助文書(WBS辞書)の目的は、WBSで定義した作業の内容と意味を明確にすることにあります。したがって④が正解です。
以上です。
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